みなさん
こんにちは。関正生さんの最新刊を予約注文したスタディコンサルタントです。
次の商品を購入しました:関 正生 『完全理系専用 英語長文スペクトル』 via @amazonJP https://t.co/4fpYvag0As#関正生 先生の新刊ですね。#理系 に特化した #英語長文 なかなか良さそうですね。
— スタディコンサルタント (@ConsulStudy) 2017年8月13日
理系の英語長文はとても癖があるので、こういう対策本はありがたいですね。
解いてすぐにレビューしたいと思います。
さて、今回は大学受験生がよくやる世界史の間違った勉強法を3つ紹介します。
いくら勉強時間をかけても、その勉強方法が間違っていたとしたらこれほど虚しいものはありません。
これから紹介する3つのどれかに当てはまるひとがいたら、すぐに軌道修正しましょう!
- 間違った世界史の勉強法その1:暗記ばかりで問題集を解かない
- 間違った世界史の勉強法その2:年号/地図問題から逃げ続ける
- 間違った世界史の勉強法その3:いつまでたっても近代史を勉強しない
- 今日のスタディコンサルタント
Contents
間違った世界史の勉強法その1:暗記ばかりで問題集を解かない
最も陥りやすい間違った世界史の勉強法が、問題集を解かないです。
これはぼくが大学受験生のときに陥りました。
大学受験生で世界史を選択肢となると、まず頭に浮かぶのが「暗記科目だから、暗記頑張らないと!!」って考えです。
世界史が暗記科目であることは、全く否定しません。どんどん世界史の知識を暗記してください。
しかし、暗記しただけで満足してはいけません。
なぜなら、世界史の知識を暗記した状態は試験で戦うための武器を手に入れたにすぎないからです。武器を手に入れてもその使い方がわからなければ、使い物になりません。
テニスラケットを買ったけど、振り方がわからないとか。野球のバッドを買ったけど、どうやって振ればいいのかわからないのと同じ状態です。
道具だけで使い方がわからない状態ってやばいですよね?笑
では、知識が定着(=武器を手にする)したら次はどうすれば良いのか?
知識の使い方を学ぶ必要があります。
使い方を学ぶのに最適なのが世界史の問題集を解くなんです。
とにかく問題集を解きまくってください。
感覚としては、暗記4割問題集を解く6割ぐらいの感覚です。
ある程度知識が定借したら、暗記2割問題集8割でもいいくらいです。
なぜ、ここまで問題集を解くことを推しているのか?
それは大きく2つです。
- 問題を解くと、自分の覚えた知識をどういう場面で問われるのかがわかってくるから。
- 実際の入試で問われるのは「どれくらい暗記したか?」ではなく「暗記した世界史の知識でどれだけ問題を解けたか?」だから
特に2つ目には注意してください。
ちなみに、個人的にオススメの世界史問題集はこちらです。
初級
中級
HISTORIA[ヒストリア] 世界史精選問題集 (大学受験TERIOS)
- 作者: 平尾雅規,市川賢司,タイマタカシ
- 出版社/メーカー: 学研マーケティング
- 発売日: 2015/04/14
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上級者
間違った世界史の勉強法その2:年号/地図問題から逃げ続ける
世界史の勉強でつらいのは、年号を覚えることと都市の場所を覚えないといけないことです。
年号と都市の暗記は、つらいだけでなく地味なので勉強するモチベーションが上がらないので受験生は暗記から避け続ける傾向にあります。
この避け続ける傾向が出ていたら、非常に危ないです。
「やべ、、サボってる・・」と感じたひとはすぐに覚える仕組みづくりをしましょう。
まず年号から覚えましょう。年号を覚えることで世界史の偏差値がすぐに上がります。
なぜなら、年号を覚えることで世界史の縦の流れと横の流れが一気にわかるようになるからです。
詳しくは以下の記事でまとめているので、ぜひ1読を!
年号を覚える時の参考書は、こちらがおすすめです。
これが噂の超おすすめ世界史参考書です。元祖世界史の年代暗記法 pic.twitter.com/7DgCAknAeo
— スタディコンサルタント (@ConsulStudy) 2017年8月12日
続いて都市ですが、地図に特化した問題集1冊仕上げておけば問題ないです。
けど、個人的オススメは山川出版の『詳説 世界史』にたまに現れる各地図から最大3つまで都市を覚えるというものです。
『詳説 世界史』をぺらぺらめくると地図が載っているページがあるはずです。そこから、最大3都市選んでください。
選んだ都市は絶対に覚えましょう。これを繰り返すだけで、大学入試で必要な地図の知識はつきます。
アウトプットとしては、センター試験の過去問がいいですかね。
大学入試センター試験実戦問題集世界史B 2018 (大学入試完全対策シリーズ)
- 作者: 全国入試模試センター
- 出版社/メーカー: 駿台文庫
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間違った世界史の勉強法その3:いつまでたっても近代史を勉強しない
突然ですが、この記事を読んでいるひとは、3つ確認してほしいことがあります。
- 教科書は全部で何ページですか?
- その内、古代~中世は何年分で何ページさかれていますか?
- 近代(帝国主義以降)は何年分で何ページさかれていますか?
※近代を帝国主義からとします
おおよそ古代から中世1870年分で300Pほどさかれています。
一方で、近代は1870年~2017年のおおよそ150年分で残り150Pさかれています。
何か感じませんか?
近代はたった150年の歴史なのに教科書の1/3を占めているんです。これが何を意味しているかというと、1年1年が濃くて覚えることがたくさんあるんです!
こんな内容の濃い近代が手薄になるヤバさがわかるかと思います。
世界史教科書を1P目からやるので、どうしても古代~中世に時間がかかる。試験が近づいたときに焦って、近代をやり古代~中世の知識が抜ける。
the アンチパターン!!
大学入試で最も出題頻度が高いのは近代です!そして、最も覚える内容が多いのが近代です!
近代を重点的に学習しましょう。
「とはいっても、、、いまさら近代やれって。。」というのが本音だと思います。
最後に世界史勉強の1つの簡単な目安を教えます。
「夏休み終了時点で帝国主義前までの知識が定着している」。これが絶対的なバロメーメータです。これより進んでいる遅れているだけ考えれば、OKです。
このペースであれば、十分近代をやる時間があります。
世界史の勉強計画を見直す必要があるひとは、先生や予備校の講師と計画を立て直すのも手ですので、すぐに立て直し!
今日のスタディコンサルタント
大学受験生が陥る間違った世界史の勉強法3つ!正しい勉強法教えます!はどうでしたか?今日紹介したことを意識すれば、世界史で大ゴケすることはなくなりますので、頑張ってください。
- インプットとアウトプットのバランスを崩さないように!
- 年号と地図問題から逃げない!覚える習慣の仕組みづくりをする
- 近代を手薄にしない!
以上スタディコンサルタントでした。