みなさん
こんにちは。暗記パンが欲しいスタディコンサルタントです。
何がいいたいかというと、早く暗記パンが発明されれば万事解決ということです。 pic.twitter.com/J8VRqRJsy7
— スタディコンサルタント (@ConsulStudy) 2017年8月21日
受験生が喉から手が出るほどほしい暗記パン。いつになったら誕生するのでしょうか。
さてさて、今回は過去問をいつやるべきなのか?というテーマで記事を書いていきます。
- 過去問を結局いつからやるべきなのか?わからないひと
- 過去問を解くことに躊躇しているひと
には特にオススメの記事になっています。
Contents
過去問を解く目的とは?
過去問を解く目的を考えてことがありますか?
過去問で高得点を取るとテンションが非常に高まりますが、目的は高得点をとることではありません。
過去問を解く目的は、目の前の大学に合格するために何を勉強しないといけないかを知るためです。
もっと簡単にいうと今の自分に足りない部分を発見することが過去問を解く目的です。
過去問をもったいぶったら受験に負けます
「過去問は、本番が近くなったらやる!!」と考えているひとはちょっと立ち止まって考え直してみませんか?
結論からいってしまうと、過去問をもったいぶって本番が近づいてきてから解き初めては受験に負けてしまいます。
想像してみましょう。
本番が近くなった12月や1月に過去問を解いてみたら、全然できなかった・・と。
「それはやばい・・・」と誰しもが思うでしょう。あと本番まで1ヶ月弱で全然過去問が解けなかったのですから。
ただ実は、ここでやばいのは点数が取れなかったことではないです。
ここでやばいのは、「できなかった部分を発見して、克服する時間がないこと」なんです。
例えば、「明治大学の大問2の長文真偽一致問題が全然得点できなかった」としましょう。
過去問を解くことではじめて「自分は真偽一致問題が苦手」ということ事実が判明。そこで対策をしようとするのですが、過去問を解くのが1月だったとすると対策期間1ヶ月しかありません。
1ヶ月で他の科目も勉強しながら、本番にむけて苦手対策はかなり大変ですし、まず対策しきれません。
こうなると、本番も長文真偽一致問題に不安を残したまま戦うことになります。
結果は、敗戦・・・・・となってしまいます。ぼくのように。
過去問を解いて、せっかく自分の弱点が洗い出せたのに、その弱点を潰す時間がなくなっては元も子もないです。
だからこそ、過去問はもったいぶらずに早期のうちに手をつけておくべきなんです。
過去問を解き始めるのは夏休み終わりからがオススメ
では過去問をいつのタイミングで解き始めるのがベストなのか?というと、ぼくは夏休み終わりをオススメしてます。
理由は大きく2つあります。
- 夏休みの勉強の集大成としての確認テストを過去問でできる
- 過去問を解いて、今の自分に何が足りないのかを夏休みの勉強結果を踏まえて目標設定できる。
夏休みの集大成としての過去問演習
こちらは力試しの要素が大きいです。
ポイントは、夏休みに勉強したことを過去問演習を通じてアウトプットできているか?という点!
例えば、夏休みに世界史の中世を中心に勉強したとしたら、過去問で中世史の正答率のみを確認してください。高ければ勉強の結果がでています。低かったとしても、何が足らなかったのかを考えるきっかけになります。
夏休みの集大成アウトプットとして、過去問は最適なテキストになりえます。
過去問演習から夏以降の目標を立てる
「まだ解けない部分があるのに解いて意味あるの?」と考えているひともいるかと思います。
結論から言うと意味あります。
過去問解く目的は、弱点発見です。高得点を得ることでありません。
過去問を解くと、いまの自分の学力と目指している大学に合格するのに必要な学力との差を実感できます。
夏休み終わりに、過去問を解くことで弱点が明らかになったら、その弱点を補う形で受験勉強後半戦に臨みましょう。
例えば、英語長文が全然できなかったら目標に長文対策を設定すればよいですし、世界史で近代が得点できなかったら近代史を目標に。
これが冬にはじめて過去問解いたとなると、目標設定や勉強方針を変えても時間が足らなくなってしまいます。
なので、夏休み終わりにまずは1年分解いてみることをオススメしてます。
その結果を分析して夏休み以降の目標立てと、どの参考書やテキストを重点的にやっていくのかを決めましょう。
このように夏休みの終わりに過去問を演習することで、合格までの道のりがぐっと近づきます。それを意識して残りの夏休みを勉強していってください。
今日のスタディコンサルタント
過去問は夏休みから解くべき?!過去問をもったいぶったら受験で負ける!はどうでしたか?もうすぐ夏休みも終わりなので、過去問演習をすることを頭にいれて勉強しましょう。
- 過去問を解く目的は、弱点発見
- 過去問は夏休みの集大成アウトプットとして利用する
- 過去問を解いて夏以降の目標立てと、弱点克服の時間をたっぷりと
以上、スタディコンサルタントでした。